ハコイヌ　作者紹介



			秋田県の白神山地のふもとで生まれる。現在アーティストクラブシュガー代表。団地住まいの体験と子供の頃の夢を想い描いてハコイヌを制作。飼いたいなァー。子供の心にもどって・・・・そんな思いを込めて10年ぶりに絵筆をとり描きはじめました。それは素朴で、しかくで、つぶらな瞳の段ボールの仔犬の誕生でした。東京や大阪などの多くの場所で展覧会を開催しわたしもハコイヌを通して、たくさんの方と出逢うことができました。今でも作品を一枚づつ描き続けています。幼児の頃、町はずれの公園でスケッチ大会が開かれ、入賞。賞品（お絵書きセット）をもらった淡い思い出。おじいちゃんが絵がじょうずで動物の絵をせがんでは、白い紙から出来上がっていくのにくぎづけだった。絵を描いていても迷った時はおじいちゃんが進む道を背中から教えてくれている気がする。みちびかれたそんな道に、ハコイヌが現れた。おじいちゃんが会わせてくれたのかな？小さな歩幅で少しづつ前に進む私のココロも一緒にあたたかい。


	展覧会での制作風景